Vol.03
Owners Interview
大阪府大阪市 Y様
2度目の家もフロックスで。
Owners Interview
2度目の家もフロックスで。
2度目の家もフロックスで。
実はこの家の隣に、フロックスさんで建てた私たちの住む家があるんです。新しいこの家は竣工したばかりなので、普段はまだ隣の家で生活していますが、13年前に建てて以降、とても気に入って暮らしていて、さらに、ずっとアフターサポートなどで親身にお付き合いいただいていたこともあったので、新たな家を建てるときも必ずフロックスさんでお願いしようと考えていました。
そんなとき、隣がタイミングよく売土地になったので土地を購入。趣味を楽しめる家だったり、お店を考えたり、賃貸マンションを考えたりと、どのような家・建築物にするか思い悩み、2年近い構想を経て、フロックスさんにこの家を建てていただきました。
私たちのこれからのライフスタイルを考えて、好きなことをとことん楽しみながら、終(つい)の棲家となる、そんな家にしていただきました。以前の家と同様に、今回も鉄骨造で建築していただいたのですが、鉄骨造ならではの出っ張りをあえて生かした空間で、家にいながらもカフェや雑貨屋さんにいるような住空間になってとても満足しています。
まず、1Fはカフェを開きたいと考えていたので、店舗として設計していただきました。重厚なレンガ調の壁紙やダークトーンの床材を使って、少し異空間にいるような、それでいてほっと落ち着けるような、そんな素敵な店舗空間になりました。また、窓はワイドビューにしつつ、視界や採光性を考えて、特注のサッシにしていただきました。
2Fは私たち家族の趣味をとことん盛り込みました。まずは夫と息子のための部屋、空手のトレーニングルームです。
正方形の広めの間取りで、動きやすい部屋になっていることはもちろん、組手などで汗をかくことが前提になるので、風通しにも優れた設計となっています。トレーニング器具などのスペースも十分で、格闘技好きにはたまらない空間になりましたね。
そして同じ2Fには、トレーニングルームとは対象的な、妻のアトリエになっています。雑貨を創作するためのこのアトリエは、ハウスグリーンが映えるホワイトを基調にした空間となっています。ベランダ側には五角形の壁とそれぞれ高さのあるサッシを配置することで、より採光性に優れた設計にしてもらいました。アトリエは作業をする場なので、自然光が入りやすい理想の空間になったと満足しています。
凝りに凝ったこの家のなかでも、特にこだわったのはやはり壁紙ではないでしょうか。壁紙は部屋ごとに変えてみたかったので、建築前に、壁紙のカタログを数多く見て調べましたね。それこそ商品の型番まで記憶してしまうくらい(笑)。
例えば1Fのカフェスペースには、木や石、レンガを感じさせる重厚な壁紙にしました。まるでハリーポッターに登場する部屋の雰囲気は、壁紙のおかげで、アイアン小物が映える空間に仕上がって満足です。
また、2Fアトリエの天井の壁紙は蓄光型の一風変わったものを採用。夜になると天井の壁紙がふわりと光る、不思議だけど癒される空間になりました。3Fリビングから和室にかけても多種多様な壁紙にあふれています。これだけ部屋ごとや壁ごとにさまざま壁紙を張り巡らせても意外と違和感がなく、むしろ溶け込んでいるような住まいになったのは、フロックスさんの優れた建築設計の賜物じゃないでしょうか。
まず、しっかりとした建築で、見えないところにもこだわる点。これは、隣にあるもう一つの家がとても住みやすく、今でも古さを感じさせない住まいであることからそのことはよく実感しています。
そして、細かい部分にまで徹底的にこだわっている点。サッシやカウンターの位置や各部屋の細部はもちろん、大小さまざまな収納スペースなど、私たちが考える生活動線に沿って細かく創り込んでいただきました。さらに、特に壁紙がそうでしたが、希望をとことんかなえてくれた点。ただかなえるだけでなく、ご提案を的確にいただいたことも嬉しかったです。
13年前の家でもお世話になった下邨さんに、この家の建築で今回、またご担当いただいたことは感慨深いものもありました。アフターサポートも含めて、これからもずっとお付き合いさせていただきます。